カレーパンの温め直しは外は焦げたのに中がぬるい/中は温まったのに衣がしんなり…と失敗しやすいのが悩みどころです。この記事ではオーブントースター ビストロ NT-D700について「カレーパン温め直しに使うならどうなのか?」を整理します。
「NT-D700で何が変わるのか」「どんな人なら買う価値があるのか」などの判断に必要なポイントもまとめました。
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結論
NT-D700を使うと「失敗のブレ」が減ることです。
外が焦げるのに中がぬるい/中は温まったのに衣がしんなりする――この“当たり外れ”を減らして「外サク中あつ」に寄せやすくなります。
カレーパン(惣菜パン)を温め直す機会が多く、サクサク食感にこだわりがある人。いまのトースターで失敗が続いていて、「もう運ゲーはやめたい」と感じている人にはおすすめ。逆に、温め直しが月に数回程度で現状でも大きな不満が人にはおすすめできません。

「サクサクが戻って、中まで温まりやすくて、安定する」ってこと?

そう。だから温め直し頻度が高い人ほど価値が出る。
NT-D700は「温め直しの当たり外れ」を減らせます
まずは公式でできることをサクッと確認してみてください。
NT-D700がカレーパンに効く5つの理由

「表面サクッ」担当と「中あつ」担当が、ヒーターで役割分担している
カレーパンの温め直しが難しいのは、衣(表面)と具(中身)が“別の食べ物”みたいに温まり方が違うからです。NT-D700はここをヒーター構成で分けていて、上下の遠赤外線ヒーターで表面をサクッと、上部の近赤外線ヒーターで中までふんわりあつあつに寄せる設計になっています。
→ カレーパンでは「衣だけ先に焦げる」「中だけ温まって衣がしんなり」みたいな事故を減らす方向に働きます。
“当たり外れ”を減らすのが本命。インテリジェント制御で焼き方が毎回変わる
同じカレーパンでも買ってすぐ/時間が経った/室温が低い/パンが厚い…で、成功条件がズレます。NT-D700は、パンの厚みや温度、庫内温度や電圧などの周辺環境に応じて、多数の個別プログラムで焼き上げを最適化する
→ カレーパン的に一番うれしいのはここで「今日はうまくいったけど昨日はダメ」のブレが小さくなりやすい。
“惣菜パン/フライ温め”の発想が、カレーパンの悩みに直結している
NT-D700はオートメニューに「そうざいパン」や「フライあたため」が入っていて、衣・具・油分があるものを温め直す方向のメニュー思想があります。カレーパンはまさに「衣+中身+油分」なので、トースト専用の考え方より相性がいいです。
最後の“微調整”ができる(焼き色・仕上がりの寄せやすさ)
温め直しは最後の1分で事故ります。NT-D700は焼き色(段階)などの設定を含め、仕上がりを寄せる余地がある設計です。→ カレーパンで言うと「もうちょいだけサク寄り」「今日は焦げやすいから控えめ」がしやすい。
“トースト専用機”で終わらない(温度調節オーブンで応用が効く)
パン以外の温め・焼き直しもしたい人には、120℃〜260℃の温度設定ができるオーブン機能が地味に効きます(予熱不要で使える、という思想)。「カレーパン以外にも使い倒せるか?」の判断材料になります。

つまりNT-D700って「表面サクッ担当」と「中あつ担当」がいて、しかも毎回いい感じに調整してくれるってこと?

そう。カレーパン温め直しで一番つらい“当たり外れ”を減らす方向の設計なんだ。
カレーパンの“失敗パターン”と対処
カレーパンの温め直しは「常温」か「冷凍」で失敗の出方が変わります。ここでは“よくある失敗”と、NT-D700/普通のトースターでも使える対処の考え方だけをまとめます
常温カレーパン

失敗① 衣がしんなりする
原因は温め中に出た蒸気で衣が湿り、サクサクが戻りきらないこと。
【対処】最後に“水分抜き(サク寄せ)”の時間を作ることです。中が温まったら、仕上げに短時間だけ表面を乾かすイメージで加熱します。
失敗② 外が焦げるのに中がぬるい
原因は外が先に色づいて「これ以上焼けない」状態になり、中に熱が入る前に止めてしまうこと。
【対処】途中で外を守って“中に熱を入れる時間”を作ること。アルミホイルをかぶせて表面の焦げを抑え、最後にホイルを外して外サクに寄せます。
失敗③ 全体が乾く
原因は中を温めようとして焼きすぎる/温度が高すぎること。
【対処】加熱を強くしすぎないこと。焼き色(強さ)を1段階落とす、時間を短めから始めるなど、まずは“焼きすぎ”を止めて調整します。
仕上がりが毎回ブレるなら“機種の限界”
NT-D700の実力を公式で確認して
冷凍カレーパン

失敗① 外が焦げる(中が冷たい)
原因は冷凍だと外が先に焼けて色づき、中心に熱が届く前に止めてしまうこと。
【対処】「外を守って、中に熱を入れる時間を作る」です。途中でアルミホイルをかぶせて表面の焦げを抑え、最後にホイルを外して外サクに寄せます。
失敗② 中が冷たい(外はいい感じ)
原因は中心まで温まる前に焼き色(見た目)で判断して早く止めてしまう/単純に時間が足りないこと。
【対処】「中まで温める工程を先に確保する」です。レンジで中心に熱を入れてからトースターで仕上げる。またはトースターだけでやるならホイルで守りつつ“中の時間”を長めに取り、最後に仕上げ焼きに切り替えます。
失敗③ 衣がベチャッとする
原因は温め直後の蒸気で衣が湿り、水分が抜ける前に食べてしまう(仕上げ不足)こと。
【対処】「最後に水分抜き(サク寄せ)+少し待つ」です。仕上げに短時間だけ表面を乾かす加熱を入れ、取り出したら30秒〜1分置いて蒸気を落ち着かせるとサクッと戻りやすくなります。
失敗を減らすなら“温め直しに強い機種”を使うのが早いです
NT-D700の機能を公式でチェックしてみてください
そもそもNT-D700ってどんな機種?
パナソニックの「オーブントースター ビストロ NT-D700」は時間と火力を自分で細かく調整しなくても、パンを“いい感じ”に仕上げるのが得意な上位トースターです。ポイントは、「遠近トリプルヒーター」+「インテリジェント制御」の組み合わせ。ざっくり言うと、表面だけ先に焦げる失敗を減らしつつ、中まで熱を入れる方向に自動で寄せてくれるタイプです。
カレーパン目線でうれしいのは、オートメニューに「そうざいパン」が用意されていること。さらに「フライ温め」もあるので、揚げ物の温め直し系とも相性がいい設計です。また、オートだけでなく手動のオーブン調理もできて、温度調節は120〜260℃。パンだけじゃなく、惣菜・ピザ系の温め直しにも幅が出ます。
NT-D700が向いてる人・向かない人

ここまで読んで「NT-D700がカレーパンに効くのは分かった。じゃあ、自分は買う価値ある?」が次の疑問だと思います。結論、価値が出るかどうかは “温め直しの頻度”と“失敗ストレスの強さ” で決まります。
買う価値がある人
1つでも当てはまれば、NT-D700の価値が出やすいタイプです。
- カレーパンや惣菜パンの温め直しが 週2回以上ある
- 「しんなり」「中ぬるい」「外焦げ」などの失敗が続き、当たり外れに疲れている
- 外サク中あつにこだわりがあり、妥協したくない
- 冷凍パン・冷凍カレーパンもよく食べる(※手順は別記事でもOK)
- 家族分などで 一度に複数個温め直すことが多い(失敗すると損が大きい)
- パン以外にも、揚げ物の温め直しをよくする(コロッケ・唐揚げ等)
買う価値がない人
次に当てはまるなら、買っても満足度が伸びにくいです。
- 温め直しは 月に数回程度(失敗してもダメージが小さい)
- いまのトースターで ほぼ満足している
- 「サクサクより、温かければOK」
- 置き場所がない/出しっぱなしにできず、結局使わなくなりそう
- そもそも温め直しはレンジ中心で、手間を増やしたくない
迷った人の最終判断
これだけ見れは満足度が高い
- 温め直しが週2回以上 → 買う価値が出やすい
- 失敗の当たり外れがストレス → 向いている
- 置き場所&出しっぱなし運用ができる
買う前に|失敗しない考え方
NT-D700が気になっていても、いきなり買うのが正解とは限りません。失敗しないコツはシンプルで、まずは今のトースターでどれだけ満足しているかとこれからもどれだけ使うかを整理することです。ここが見えると「買う/買わない」がかなり決まります。
いまのトースターはどれくらい使えそう?
まずは“寿命”の観点。
使用年数が長くて焼きムラが増えている、温度が安定しない、パンが焦げやすい…などが出ているなら、機種の問題で失敗が起きている可能性が高いです。逆にまだ新しくて調子も良いなら、買い替えより先に「手順の最適化」で十分なケースもあります。
トースターの使用頻度はどれくらい?
NT-D700は使うほど価値が出ます。目安はざっくりでOKで、週に何回“温め直し”をするかを考えてください。週2回以上なら「失敗のブレが減る」メリットを体感しやすく、月に数回程度なら費用対効果が出にくい傾向です。
いまの満足度は何点?(不満が“ブレ”なら相性が良い)
買い替えの理由が「もっと速く焼きたい」よりも、しんなり/中ぬるい/外焦げなどの「当たり外れが嫌」なら、NT-D700の方向性と合いやすいです。逆に、現状でも大きな不満がないなら、無理に買う必要はありません。
それでも迷うなら「サブスク」という選択肢がある
ここまで整理しても迷うのは普通です。理由は、家電はスペックよりも「生活にハマるか」で満足度が決まるから。
- 本当に自分の温め直しが変わるのか不安
- 置き場所や使用頻度的に、続くか分からない
- 高い買い物で後悔したくない
こういう人には、買う前に“一定期間使って判断する”という仕組み(=パナソニック公式サブスク foodable)が選択肢になります。次で、料金・最低利用期間・注意点を短くまとめます。
パナソニックfoodableとは?(サブスク)
foodable(フーダブル)はパナソニック公式の「家電×食材」サブスクです。この「NT-D700(オーブントースター ビストロ)コース」はNT-D700を定額で使いながら、隔月で“冷凍パン(または冷凍パン生地)”も届くのが特徴。
※ここで届くのは“冷凍パンセット”なので、カレーパンが届くサブスクではありません(あくまで「NT-D700を試す」+「パンも楽しめる」仕組みです)
料金はいくら?
月額は 2,980円(税込・送料込)。
※キャンペーンの有無などで表示が変わることがあるので、申込み前に公式の金額表示だけは最終チェックでOK。
届くものは?
最初に届くのは、新品のオーブントースター(NT-D700)
食材は隔月で選べる「冷凍パン/冷凍パン生地セット」が届きます。さらに、2回目以降は+100円でジャム(久世福商店・サンクゼール)や冷凍デリ(神戸コロッケ等)を選べる選択肢もあります。
最低利用期間は?
最低ご利用期間は 12か月(1年)です。つまり、感覚としては「短期お試し」ではなく、“1年は使う前提で始めるサービス”。
12か月後はどうなる?
最低利用期間を満了すると、選択肢はざっくり次のイメージです。
- そのまま継続:満了後は割引価格で継続でき、最大25%割引になることも(1か月ごとの更新)。
- 返却して終了:満了後の解約手数料はなし。返送料は自己負担
- 買い取り:満了後に買い取り可能(買い取り金額はコースによって違うので利用条件で確認)
支払い・手続きは難しい?
支払いはクレジットカード。初月は申込み内容確認後に課金、2か月目以降は毎月1日に月額料金が課金されます。
食材は初月は申込み時に選択。2か月目以降は毎月1日に“選択権”が付与され、有効期限は26日です。期限までに選ばないと、出店者側が選んだ食材になります。
サブスクのメリット・デメリット

4つのメリット
メリット① いきなり高い買い物をしなくていい(後悔リスクが減る)
NT-D700が気になっていても、家電は「買ってみたけど使わなくなった」が一番痛いパターン。
サブスクなら“自分の生活にハマるか”を家で使って判断できます。カレーパンの温め直し頻度が本当にあるか、置き場所・出しっぱなし運用ができるかまで含めて確認できるのが強みです。
メリット② 失敗が減る=“毎回の満足度”が上がる
このページの結論どおり、NT-D700の価値は「外サク中あつに寄せやすい」よりも、当たり外れ(失敗のブレ)が減ること。温め直しの回数が多い人ほど、1回1回の小さなストレスが減って、結果的に満足度が上がります。
メリット③ 合うかどうかの判断材料が“具体的”になる
購入前の迷いはたいてい「良さそうだけど、自分に必要?」という曖昧さです。
サブスク期間があると、使った体感がわかります
メリット④ “パンが届く”から試す理由ができる(使わなくなるのを防ぐ)
食材(冷凍パン/生地)が届くと「せっかくだから使おう」が発生します。結果として、最初の1〜2か月で終わりがちな家電をちゃんと使い込んで判断できるのは意外と大きいメリットです。
※ただし、カレーパンが届くサブスクではないので、そこは期待しないのが正解。
6つのデメリット
デメリット① 最低利用期間は12か月(短期お試しではない)
「ちょっと試してみたい」程度だと重いです。最低利用期間がある以上、“1年は使う前提でいけるか”が最初の分かれ道になります。
デメリット② 中途解約はできるが、手数料+返送料がかかる
途中でやめられる=ノーリスクではありません。中途解約には手数料が発生し、返却の返送料も自己負担。「思ってたのと違ったらすぐやめる」目的だと、逆に損しやすいです。
デメリット③ 申込み後のキャンセルは不可(申し込み前に条件確認が必須)
勢いで申し込むのは危険。最低利用期間・中途解約条件・返却ルールを読んでからにしましょう(ここを読まずに始めると後悔しやすい)
デメリット④ 箱・梱包材は捨てない(返却で必要)
返却の可能性があるなら、箱を捨てると詰みます。置き場所が厳しい人は、ここが地味にストレスになるので要注意です。
デメリット⑤ 食材の選択期限がある(放置すると“お任せ”になる)
毎月の付与・期限があるので「忙しくて放置」が続くと微妙に損した気分になります。食材を楽しみたい人ほど、期限管理が必要です。
デメリット⑥ 支払いはクレカのみ/課金タイミングを把握しておく
クレカのみ&毎月課金。「いつ課金されるか」を把握しておくと、後からモヤっとしません。
foodableが向いてる人/向いていない人
ここまで読むと分かる通り、foodableは「誰にでもお得」ではありません。冷凍カレーパンをおいしく食べたい人にとっては強い一方で、合わない人もはっきりいます。
結論:あなたがどっち側かだけ確認してから申し込むのが失敗しないコツです。
サブスクが向いている人
- 冷凍カレーパン(惣菜パン)をよく買う/週1以上で食べる
→ 温め直しの回数が多いほど、満足度の差が出ます。 - 「外サク中あつ」にこだわりたい
→ 食感のストレスが減ると、家で食べる価値が上がります。 - 家電は“買って後悔したくない”タイプ
→ まず使って、合うなら続ける/買い取るが向いてます。 - 朝食・おやつ・軽食の頻度が高い
→ 使う習慣がある人は、1年縛りでもムダになりにくいです。 - 家に置くスペースが確保できる(置き場所が決まっている)
→ ここが曖昧だと、使わなくなる原因になります。
ここに当てはまったなら、次に見るべきは“条件”です
最低利用期間・途中解約・返却ルールを公式で確認
サブスクが向いていない人
- “1〜2回だけ試したい”短期お試し目的の人
→ 最低利用期間があるのでミスマッチです。 - 冷凍カレーパンをほとんど食べない/月1以下
→ 体験価値が出る前に、熱が冷めやすいです。 - 置き場所がない/キッチンがすでにパンパン
→ 使う前にストレスになると続きません。 - 解約手続きや返却が面倒に感じる人
→ “手間が嫌”なら購入の方が気が楽なこともあります。 - すでに満足しているトースターがある人
→ 劇的な差を期待しすぎるとガッカリしやすいです。
